UGREEN(ユーグリーン)は、2012年に中国・深圳で創業したメーカーです。日本にも「株式会社ユーグリーン・ジャパン」があり、充電器やモバイルバッテリー、ケーブル、パソコン周辺機器などを展開しています。 UGREENグローバル公式・沿革、UGREEN日本公式・会社概要。
私もWeb会議用に、UGREENのWebカメラ「FineCam Lite」を購入しました。使ってみると、画質や設置のしやすさには満足できた一方、付属カバーには値段なりだと感じる部分もありました。
ただ、Webカメラの使い勝手がよかったからといって、同じメーカーの充電器やNASまで一律に評価することはできません。
この記事では、UGREENの会社情報と保証の案内を確認しながら、購入前に知っておきたいことを整理します。実機の感想は、私が使ったFineCam Liteの1080pモデルについてのものです。
UGREENは中国・深圳発のメーカー。日本法人もある
UGREENの基本情報をまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 読み方 | ユーグリーン |
| 創業 | 2012年 |
| 発祥 | 中国・深圳 |
| 日本法人 | 株式会社ユーグリーン・ジャパン |
| 日本法人の設立 | 2023年 |
| 主な製品 | 充電器、モバイルバッテリー、ケーブル、USBハブ、NASなど |
創業地はグローバル公式サイト、日本法人や国内展開の経緯は日本公式サイトで確認できます。 UGREENグローバル公式・沿革、UGREEN日本公式・会社概要。
日本公式サイトの沿革によると、2015年にAmazon Japanで販売を開始し、2023年には日本法人の設立と、ヨドバシカメラ・ビックカメラなどでの取り扱い開始が記載されています。日本のメーカーではありませんが、日本語の会社情報やサポート案内を確認できるブランドです。 UGREEN日本公式・会社概要。
購入時には「どこの国か」に加えて、誰が販売し、不具合が起きたらどこに相談できるかまで見ると判断しやすくなります。
NITEも、リチウムイオン電池を使う製品は、連絡先が確かなメーカーや販売店から購入するよう呼びかけています。 NITEの注意喚起。
UGREENの評判は?実際に使ったWebカメラの感想
私が購入したのは、UGREEN FineCam Liteの1080pモデルです。Web会議で使った感想は、以下のように分かれました。
| 確認したところ | 私の使用感 |
|---|---|
| 設置・角度調整 | 外部モニターに取り付けやすく、向きも調整しやすい |
| 画質 | 会議で顔を映す用途では不満を感じなかった |
| 映る範囲 | 想像より広く、室内の映り込みには注意が必要 |
| プライバシーカバー | 簡易的な作りで、開閉時にカバーごと外れることがある |
特に気に入ったのは、外部モニターの上に置いて、使いやすい位置から顔を映せることでした。一方、カバーには高級感がなく、細かな作りまで価格以上とは感じませんでした。
私の用途では、そうした弱点を踏まえても満足できる製品でした。ただし、これはあくまでWebカメラ1製品の評価です。
製品選びでは「UGREENの評判がよいか」だけでなく、検討している型番の長所と短所が、自分の使い方に合うかまで確認したいところです。
詳しい設置方法や使用感は、別記事のUGREEN FineCam Lite実機レビューで紹介しています。


「壊れやすい」という評価はどう考える?
UGREENが他のメーカーと比べて壊れやすいかどうかは、今回確認した情報だけではわかりません。
故障の投稿があっても、販売台数や使用期間、使った環境がわからなければ、メーカー全体の故障率は比較できないからです。反対に、私のように満足している購入者がいることも、すべての製品が長持ちする証明にはなりません。
口コミでは、単に「よかった」「壊れた」という結論だけでなく、型番、使用期間、接続した機器、不具合の内容まで書かれているかを見ます。そのうえで、仕様上の制約なのか、使い勝手の好みなのか、故障なのかを分けて読むと、購入判断に役立ちます。
サクラレビューが多いの?
今回の調査では、UGREENのレビュー全体にサクラが多いかどうかは確認できていません。
星の高さや投稿数だけで、品質やレビューの真偽を断定することも避けたいところです。仕様と照らし合わせながら、具体的に何を評価しているのか、自分と近い用途で使っているのかを確認するのがよいと考えます。
UGREENの危険性・安全性は、製品ごとに確認する
安全性については、充電器・モバイルバッテリーと、ネットワークにつながるNASでは、確認する内容が違います。
ここでは、購入前に見ておきたい点を分けて整理します。
充電器・モバイルバッテリーはPSE表示と製品情報を確認
コンセントにつなぐ一般的な充電器やモバイルバッテリーでは、PSE表示を確認します。モバイルバッテリーについては、消費者庁も購入時の確認を呼びかけています。 消費者庁の注意喚起。
PSEは、対象の電気用品について、安全基準への適合など、電気用品安全法に基づく義務を満たしたことを示す表示です。ただし、表示があることだけで、故障や事故の可能性までなくなるわけではありません。 経済産業省・製品を買うとき。
そのため、「UGREEN製品だから」「PSE表示があるから」だけで判断せず、購入する型番と販売元を確認し、製品説明や取扱説明書にも目を通します。購入を検討している製品や使用中の製品について、リコール情報を確認することも、消費者庁が勧めている対策です。 消費者庁の注意喚起。
購入後も、膨らんでいる、異常に熱い、変な臭いがするといった変化があれば、使い続けないでください。消費者庁は、こうした異常を感じたら使用を中止するよう呼びかけています。落下による破損や水濡れにも注意が必要です。 消費者庁の注意喚起。
これはUGREENだけの話ではなく、モバイルバッテリーを使う際の共通の注意点です。
NASは、データ保護や外部アクセスの仕組みを別に確認
NASは、ネットワークに接続して、写真や仕事のファイルなどを保存・共有する機器です。充電器の発熱とは別に、誰が保存データへアクセスできるかという観点が必要になります。
UGREENは、NASの安全性に関する公式ページで、通信の暗号化や利用者ごとのアクセス権限などを案内しています。ただし、これはメーカーが公開している機能の説明であり、本記事で通信やセキュリティを実機検証したものではありません。 UGREEN公式・NASの安全性に関する情報。
NASを検討する際は、外出先からのアクセスが必要なのか、誰とファイルを共有するのか、重要なデータを別の場所にも保存するのかなど、使い方を具体的にしてから製品を評価したいところです。
UGREENの保証は何年?購入先ごとの窓口にも注意
UGREENの一般向け製品保証ページでは、購入日から24か月の保証が案内されています。有効な購入証明として、正規販売店の注文番号、請求書、日付入りの領収書などが挙げられています。 UGREEN公式・製品保証。
ただし、24か月以内ならどのような状態でも無条件に交換されるわけではありません。誤用による破損や第三者による修理、不正な再販業者からの購入など、保証対象外の条件もあります。
また、NASには専用の保証案内があります。確認した保証表では、本体のモデルや付属品によって期間が異なっているため、一般向けページの「24か月」を、そのまま全製品・全部品に当てはめないようにしてください。 UGREEN公式・NAS製品保証と保証サービス規約。
返品と製品保証は分けて確認する
購入直後の返品・交換と、使用中に不具合が生じた際の製品保証では、確認する規定や問い合わせ先が異なることがあります。
UGREEN公式のFAQでは、購入先ごとに次のように案内されています。 UGREEN公式FAQ。
| 購入先 | 公式FAQで案内されている確認先 |
|---|---|
| Amazon内のUGREENストア | 返品・交換はAmazonの規定を確認 |
| UGREEN楽天市場店 | ショップの「キャンセル・返品交換について」を確認。製品保証は楽天購入者向け窓口へ |
| 正規販売代理店 | 購入元の正規販売代理店へ相談 |
| 海外の店舗 | 海外の購入元へ相談。日本国内での返品・交換は受け付けない旨の案内あり |
購入するときは、商品名だけでなく販売元も確かめ、注文番号や領収書を残しておくと、保証を申し出る際に必要な情報を用意できます。
また、公式ページに条件の違いがある場合や、購入先が保証対象かわからない場合は、購入予定の型番と販売店を伝えて確認するのが確実です。
まとめ:UGREENは、型番と購入条件を見て選びたいメーカー
UGREENは、中国・深圳発のメーカーで、日本法人や日本語のサポート案内も確認できます。会社の実体や連絡先がわからないまま購入するブランドではありません。
私が使ったFineCam Liteは、細かな作りに気になる点はあっても、Web会議という用途には合っていました。この経験から、UGREEN製品は、必要な機能と価格のバランスを見ながら比較する候補になると考えています。
一方で、メーカー全体の評判だけで、個々の製品の品質や安全性を判断することはできません。
購入前には、検討している型番の仕様と弱点、販売元、保証条件を確認する。充電器やモバイルバッテリーなら安全表示と取り扱い、NASならデータの管理方法も確認する。このように分けて考えると、自分に合う製品かどうかを判断しやすくなります。


