WPS Officeの評判は?危険性・互換性を実体験レビュー【2026】

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【本音レビュー】WPS Officeは本当に使える?マイクロソフトの代用になるか、フリーランスが徹底検証してみた

「Officeソフト、高すぎませんか?」

独立したてや副業を始めるときって、とにかくお金がないですよね。PC本体だけでも高いのに、Microsoft Office(以下、本家Office)を入れるだけでプラス3万円……。正直、めまいがします。

そんなとき、中古PCや格安PCを見ていると必ず目にするのが「WPS Office搭載」の文字。「オフィス付きで3万円!」なんて魅力的な価格に惹かれつつも、こんな不安が頭をよぎりませんか?

  • 「これって、安いだけのパチモンじゃないの?」
  • 「仕事で使って、ファイルが崩れたりしたら信用に関わる……」
  • 「中国製アプリって聞いたけど、セキュリティは大丈夫?」
カッパパ

結論からいうと、WPS Officeは、文書作成・表計算・ファイル閲覧を中心に使い、Microsoft Officeとの完全互換を必要としない人には、費用を抑えやすい選択肢です。
一方、VBA(マクロ)、MOS資格の学習、取引先との厳密なレイアウト共有が必要な人は、Microsoft Officeを選ぶ方が安全です。

この記事では、フリーランスとして8年Webの海を泳いできた私が、WPS Officeを実際に仕事で使い倒してわかった「使えるライン」と「ダメなライン」を包み隠さず本音で解説します。

安物買いの銭失いになりたくない人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事でわかること

  • WPS Officeで「仕事ができる人」と「詰む人」の明確な境界線
  • 本家Officeとの互換性で「ここだけはズレる」という注意点
  • ネットで囁かれる「危険性」の真実と、正しいセキュリティ対策
目次

結論:WPS Officeが向く人・向かない人

WPS Officeを『安いから全員におすすめ』と考えるのではなく、使う機能とファイル交換の相手で判断してください。筆者が仕事で使った経験も踏まえると、選び方は次のように整理できます。

  • 文書作成・表計算が中心:WPS Office 2 Personal 2026
  • プレゼン資料も作る:WPS Office 2 Standard 2026
  • PDFの直接編集も必要:WPS Office 2 Complete 2026
  • VBA・MOS・厳密な対外互換性が必要:Microsoft Officeを優先

このあと、互換性・危険性・実際の使用感を順番に確認します。WPSを選ぶ場合も、対応OSと現行製品の違いを確認してから購入してください。

WPS Office 2 2026はどれを選ぶ?3製品の違い

2026年8月2日にWPS株式会社の公式販売ページで確認した個人向け製品は次の3つです。価格は公式販売価格であり、Amazon・楽天の実売価格は変動します。

製品主な機能公式価格(税込)向く人
Personal 2026文書作成・表計算・PDF閲覧等4,190円文書と表計算が中心
Standard 2026Personal+プレゼン5,690円PowerPoint互換機能も必要
Complete 2026Standard+PDF直接編集9,480円PDF編集まで一本で済ませたい

3製品はいずれも買い切りで、1ユーザーにつきPC2台まで利用できます。現行2026シリーズの公式動作環境はWindows 11 24H2以降で、Windows 11 Sモード、Chrome OS、macOSは非対応です。購入前に使用するPCのOSを確認してください。

製品構成と国内サポートは、WPS株式会社の個人向け製品ページで確認できます。Amazon・楽天は在庫・実売価格・ポイント条件の確認用として使い分けましょう。

そもそもWPS Officeとは?「パチモン」ではない実力を解説

5億人 全世界ユーザー数
12年 国内売上No.1

❌ 怪しい中華ソフト
日本法人が管理する老舗ソフト

※中古PCに入っているのは「ライセンス料が安く、安価にPCを提供できるから」という理由。

「WPS Office? 聞いたことないし、最近出てきた怪しい中華ソフトでしょ?」

もしそう思っているなら、少し認識をアップデートする必要があるかもしれません。実はこのソフト、世界中で5億人以上に使われている、とんでもないモンスターアプリなんです。

世界5億人の実績と歴史(実は老舗メーカー)

WPS OfficeはKingsoftが開発してきたオフィスソフトです。日本国内向け製品の販売・サポート体制は2026年に変更され、現在はWPS株式会社が国内窓口を担っています。

「あ、キングソフトなら聞いたことある!」という人も多いのではないでしょうか。

実はWPS Officeの歴史は古く、なんと1989年に誕生しています。これはマイクロソフトがMac向けに最初のOffice製品を出したのとほぼ同じ時期。つまり、ポッと出の模倣品ではなく、30年以上の歴史を持つ老舗のオフィスソフトなんです。

キングソフト株式会社は事業譲渡に伴い、2026年3月24日12時でWPS製品の販売を終了しました。WPS Office自体が販売終了したわけではなく、現在はWPS株式会社が国内向け製品の販売とサポートを行っています。詳しくは販売移管に関する公式案内を確認してください。

カッパパ

昔は「KINGSOFT Office」という名前でしたが、今はグローバルブランドの「WPS Office」に統一されています。「名前が変わっただけで中身は一緒?」と聞かれますが、中身はめちゃくちゃ進化していますよ!

国内向けサポートを重視する場合は、WPS株式会社が案内する wps365.jp の製品・サポート情報を確認してください。海外サイト wps.com で契約したサブスクリプションは、日本国内窓口で課金・解約・返金に対応できない場合があります。

国内での実績も凄まじく、家電量販店などの実売データを集計した「BCNランキング」のオフィス互換ソフト部門では、なんと12年連続で売り上げNo.1を記録しています。もはや「定番中の定番」と言っても過言ではありません。

なぜ中古PCには必ずといっていいほど入っているの?

楽天市場やAmazonで整備済みの中古PCを探すと、結構な確率でWPS Officeが入っていますよね。逆に、本家Microsoft Officeが入っている中古PCは価格がグンと高くなります。

これには、切実な「大人の事情」があります。

企業で使われていたリースアップPC(中古PC)が市場に出回るとき、元のMicrosoft Officeのライセンスは消滅してしまうことがほとんどです。

そこで、再生PC業者が改めて新品のMicrosoft Office(Home & Businessなど)を入れようとすると、ライセンス料だけで3万〜4万円かかってしまいます。

本体価格が3万円の中古PCに、4万円のソフトを入れる……。どう考えても価格設定がおかしくなりますよね。売値が7万円を超えたら、誰も中古PCなんて買いません。

そこで選ばれているのが、圧倒的にライセンス料が安いWPS Officeなんです。

つまり、WPS Officeがバンドルされているのは「品質が悪いから」ではなく、「低価格でOffice付きPCを提供するため」の、企業努力の結晶だと言えます。

カッパパ

「安かろう悪かろう」ではなく、「必要十分な機能を、適正な価格で」というコンセプトなんですね。

WPS Officeは危険?2026年時点の注意点

『中国製だから安全』『中国製だから危険』と国だけで判断するのではなく、正規の入手先、サポート対象、使用バージョン、更新状況で判断することが重要です。

WPS Officeが危険といわれる理由

検索候補には『WPS Office 危険性』『スパイウェア』などが表示されますが、広告表示、海外版と国内版の違い、過去の脆弱性が一緒に語られているケースがあります。現在の国内向け有料版を検討する場合は、WPS株式会社の正規販売先とサポート対象製品を基準にしてください。

カッパパ

安全性を判断するときは、販売国だけでなく『正規販売先か』『サポート対象か』『最新版へ更新されているか』を確認するのが現実的です。

2026年公表の脆弱性と対策

WPS株式会社は2026年5月、WPS Office 2の一部バージョンで、管理者権限による不正操作につながるおそれのある脆弱性を公表しました。公式案内では、対象となる旧バージョンを最新版へ更新することが対策とされています。

旧製品や古いバージョンを使っている場合は、WPS株式会社の脆弱性に関する公式案内とWPSマイページで、更新・アップグレード対象か確認してください。

安全に使うための3項目

  1. 国内版は正規販売先から購入する
  2. サポート対象の製品・OSで利用する
  3. 公式案内に従って最新版へ更新する

Microsoft Officeとの互換性は?「ここがズレる」を正直に暴露

快適 UI・操作感
リボンUIそっくり。学習コストゼロ。
注意 文書・スライド
フォントがないとズレる。縦書き苦手。
不可 マクロ(VBA)
Standard版は非対応。動きません。

「安くて安全なのはわかった。でも、仕事で使えなきゃ意味がない!」

その通りです。ここからは、私が実際に仕事で使って感じた「本家Officeとのズレ」を洗いざらいお話しします。

見た目と操作感(リボンUI)は学習コストゼロ

まず、見た目に関してはほぼ完璧です。

Microsoft Office 2007以降おなじみの「リボンインターフェース(画面上のアイコンが並んでいる部分)」を忠実に再現しています。

「太字にするボタンはどこ?」「印刷設定は?」と探す必要はゼロ。本家Officeを使ったことがある人なら、マニュアルなしでインストールした瞬間から使いこなせます。

カッパパ

この「学習コストがかからない」というのは、地味ですが最大のメリットかもしれません。

【検証】Word(Writer)の互換性と「縦書き」の罠

文書作成ソフトのWriterですが、一般的な契約書、請求書、お知らせ程度の作成なら99%問題ありません。

ただし、以下の2点だけは注意が必要です。

  1. フォントがない場合のレイアウト崩れ
    注意すべきは「Office付属フォント」です。 Windows 10/11を使っていれば「游ゴシック」や「メイリオ」は標準搭載されているためWPSでも問題なく表示されます。 しかし、Microsoft Officeに付属している「HG創英角ゴシック」や「HG丸ゴシック」などのHG系フォントは、WPS環境には入っていません。相手がこれらのフォントを使っていると、WPSでは別のフォントに置き換わり、レイアウトが崩れる原因になります。
  2. 縦書きが苦手
    これが意外な落とし穴。WPSは縦書きの処理が少し苦手です。句読点の位置が微妙にズレたり、縦中横(縦書きの中で数字だけ横にする機能)の表示がおかしくなることがあります。
    小説を書く人や、年賀状の宛名印刷をガッツリやりたい人は、ストレスが溜まるかもしれません。
カッパパ

横書きのWebライティングやブログの下書きなら全く問題なし! 私はライター仕事の原稿作成には普通に使っています。

【検証】Excel(Spreadsheets)は関数OKだが「マクロ」は全滅

ここが最大の運命の分かれ道です。

関数に関しては、SUMやAVERAGEはもちろん、VLOOKUPなどの実務でよく使う関数もバッチリ動きます。見積書を作ったり、簡単なデータ分析をする程度なら、本家Excelと遜色ありません。

しかし、「マクロ(VBA)」を使う人は要注意です。

中古PCにバンドルされている「Standard Edition」は、マクロ機能が削除されています。

「会社から送られてきた自動集計ツール(マクロ入りExcel)」を開いても、ボタンを押しても何も起きません。こればかりはどうしようもないので、仕事でマクロが必須の人は、絶対にMicrosoft Officeを買ってください。

(※上位版のGold/Platinum Editionなら一部マクロに対応していますが、完全互換ではありません)

【検証】PowerPoint(Presentation)のアニメーションとフォント

スライド作成も、基本的なプレゼン資料なら問題なく作れますし、閲覧も可能です。

ただ、PowerPoint独自の「凝ったアニメーション」や「画面切り替え効果(変形など)」は、WPSで再生すると単純なフェードインなどに置き換わることがあります。

また、SmartArt(図解作成ツール)で作った図は、WPSで開くと「ただの図形の集まり」になってしまい、テキストの編集がしにくくなるケースも。

「客先でプレゼンする大事な資料」をWPSで作って、本家のパワポが入ったPCで投影する場合、事前に必ず表示チェックをすることをおすすめします。

逆にWPS Officeの方が優秀!?地味に便利な3つのメリット

🚀 爆速起動
低スペックPCでもサクサク
📑 タブ表示
ブラウザのように切り替え
📄 PDF編集
結合・分割が標準装備

ここまで「本家Officeの代用品」としての側面ばかり見てきましたが、実はWPS Officeには本家よりも優れている点がいくつかあります。

「えっ、むしろこっちの方が使いやすいじゃん!」と私が感じた3つのポイントを紹介します。

①爆速起動!低スペックPCでもサクサク動く

WPS Officeは、プログラム自体が非常にコンパクトに設計されています。

そのため、メモリが少ない(4GB〜8GB程度)格安ノートPCや、数年前の古いPCでも驚くほどサクサク動きます。

本家Officeは高機能化に伴って起動が重くなりがちですが、WPSはアイコンをクリックした瞬間にパッと立ち上がります。

「思考を止めたくない」フリーランスにとって、この軽快さは大きな武器です。

②タブ表示(オールインワンモード)が神機能

個人的に一番気に入っているのが、この「オールインワンモード」です。

本家Officeだと、WordとExcelとPowerPointを開くと、それぞれ別のウィンドウが立ち上がってタスクバーがごちゃごちゃしますよね?

WPS Officeは、Webブラウザ(ChromeやEdge)のように、1つのウィンドウの中にタブで複数のファイルを表示できます。

  • タブ1:原稿(Writer)
  • タブ2:請求書(Spreadsheets)
  • タブ3:参考資料(PDF)

これらをカチカチとタブで切り替えながら作業できるので、デスクトップが常にスッキリ。

これ、本家Microsoft Officeにも逆輸入してほしいくらいの神機能です。

③PDF編集機能が標準搭載(これだけで元が取れる)

地味にすごいのがPDF機能の充実ぶりです。

通常、PDFのページを結合したり、特定のページだけ抽出したりするには、Adobe Acrobat(有料)などの専用ソフトが必要です。

しかしWPS Officeなら、これらの機能が標準搭載されています(Standard Edition以上)。

  • PDFを見る(閲覧)
  • バラバラのPDFを1つにまとめる(結合)
  • 必要なページだけ抜き出す(分割)

「請求書のPDFと領収書のPDFをまとめてメールで送りたい」なんて時に、専用ソフトを買わずにWPSだけで完結できるのは、経費削減の観点からも非常に優秀です。

ぶっちゃけ】「Googleドキュメント」で十分じゃない?

「いろいろ言ってるけど、最近はGoogleドキュメントとスプレッドシートがあれば事足りるんじゃない?」

そう思ったあなた、大正解です。

正直に告白すると、私(カッパパ)もブログの下書きやクライアントへの原稿納品は、9割方「Googleドキュメント」を使っています。

無料だし、自動保存されるし、URL共有で一発。最強ですよね。

では、なぜ私がまだWPS Office(ローカルのオフィスソフト)を使い続けているのか?

それには、Web系フリーランスならではの「守りの理由」があります。

1. 「.docx」を崩さずに開くための保険

クライアントワークをしていると、企業から「指示書.docx」や「構成案.xlsx」が送られてくることが多々あります。

これをGoogleドキュメントやスプレッドシートで開くと、高確率でレイアウトが崩れます。

表組みがグチャグチャになったり、ヘッダー画像が消えたり…。相手の意図を正しく読み取るために、「純正に近い形で開けるビュワー」としてWPSは必須なんです。

2. オフライン環境での安定感

カフェのWi-Fiが遅いときや、移動中の新幹線など、ネット環境が不安定な場所でGoogleドキュメントを開くのはストレスが溜まります。

そんな時、ローカルアプリであるWPS Officeなら、電波がなくてもサクサク作業できます。

つまり、「攻めのGoogleドキュメント(作成用)」と「守りのWPS Office(閲覧・調整用)」。

この二刀流が、最もコスパよくトラブルを回避できるスタイルだと言えます。

【結論】あなたはどっちを買うべき?失敗しない選び方

副業ライター・ブロガー・家計簿
Googleドキュメントと併用
WPS OfficeでOK!

マクロ必須・MOS資格・対企業案件
完全な互換性が命
Microsoft Officeを買おう

ここまで読んで「結局、自分はどっちを選べばいいの?」と迷っている方へ。

あなたの用途に合わせて、WPS Officeで「幸せになれる人」と「後悔する人」を明確に分けました。

【比較表】あなたに必要なのはどっち?

特徴WPS Office 2 Standard 2026Microsoft OfficeGoogleドキュメント
価格公式5,690円
(2026年8月2日確認)
製品・契約形態で異なる無料
互換性 高い 本家 崩れる場合あり
オフライン 対応 対応 設定が必要
共同編集 用途次第 対応 得意
マクロ× VBA非対応 対応 GASは別仕様

WPS Officeで幸せになれる人

  • 副業ブロガー・Webライター:納品形式がテキストファイルやGoogleドキュメントなら、下書き用としてWPSで十分すぎます。
  • 家計簿や住所録を作りたい人:自分しか見ないファイルなら、互換性のズレなんて気にする必要はありません。
  • サブ機用のPCを探している人:「メインPCはあるけど、カフェ作業用の安いノートPCが欲しい」という場合、2台目のOfficeに3万円かけるのはナンセンスです。

Microsoft Officeを買わないと詰む人

  • VBA(マクロ)を使う業務がある人:これは絶対です。WPSでは仕事になりません。
  • MOS(資格)の勉強をしたい人:ボタンの配置や機能名が微妙に違うので、勉強の効率が悪くなります。合格したいなら本家を買いましょう。
  • クライアントとファイルのやり取りが多い人:「レイアウト崩れてますよ?」と指摘されて信頼を失うリスクを考えると、必要経費として本家を買うべきです。

💡 カッパパ流:フリーランスとしての「使い分け」戦略

私は、自宅のメインPC(デスクトップ)にはMicrosoft Officeを入れていますが、持ち運び用のサブPC(中古のLet’s note)にはWPS Officeを入れています。

「外では原稿書きやメールチェック、家ではガッツリ資料作成」と割り切れば、コストを抑えつつ快適な環境が作れますよ!

WPS Officeの評判・口コミまとめ

実際にネットでの口コミ・評判を収集・分析してまとめましたので、参考にしてください。

良い口コミ

WPS Officeは、主に「コストパフォーマンスの高さ」と「Microsoft Officeとの互換性」が高く評価されています。

コスト削減と経済性

  • 圧倒的な安価さ: Microsoft Officeと比べて非常に安価、または無料で利用できるため、導入コストを大幅に削減できる点が最も多く挙げられています。
  • サブ機やライトユーザーに最適: 使用頻度の少ないPCや、閲覧・簡単な編集が主目的のサブPCへの導入で、費用対効果が高いと評価されています。
  • 買い切り制による固定費削減: サブスクリプション形式のOffice製品に対し、買い切り制を選択することでランニングコストを抑えられる点がメリットとして挙げられています。

Microsoft Officeとの高い互換性・操作性

  • 高いファイル互換性: MS Officeで作成されたWord、Excel、PowerPointファイル(Writer、Spreadsheets、Presentation)の閲覧や基本的な編集に問題がなく、データインポート・エクスポートも良好であるという意見が多いです。
  • UI・操作性が類似: 画面構成や操作感がMicrosoft Officeに似ているため、Office経験者でも学習コストをかけずにスムーズに使い始められると評価されています。

その他の利点

  • 基本的な機能は十分: 文書作成、表計算、プレゼンテーションといったオフィスソフトの基本機能は問題なく利用でき、ビジネス上の必要十分な作業が行えるとの声があります。
  • 動作の軽快さ: 純正Officeツールよりも動作が軽快で、作業が捗るという意見もあります。
  • PDF変換の容易さ: Presentationソフトでは、ワンクリックでPDFに変換できる機能が便利だと評価されています。

悪い口コミ(改善してほしいポイント)

一方で、主に「完全互換性の不足」と「一部機能の操作性の違い」に関する改善点が指摘されています。

完全互換性の不足とレイアウト崩れ

  • レイアウトの崩れ: 本家Microsoft Officeとファイルのやり取りをする際に、レイアウトのズレやフォント化けが発生することがあり、完全な互換性ではない点が最大の課題とされています。
  • マクロ・VBAの非対応/不完全性: Excelのマクロ(VBA)機能が完全には互換しておらず、動作しなかったり、コードの変更が必要になったりするケースが挙げられています。
  • アドイン機能の非対応: MS Officeで利用できるアドイン機能がWPS Officeでは使えないといった互換性の不足が指摘されています。

操作性・機能の相違点

  • OfficeとのUI/操作感の違い: Microsoft Officeに慣れていると、リボンやタブ内のコマンドの配置が異なり、操作に迷うことがある。また、セルの端を保持しながらコピーするなど、Officeでは当たり前の基本的な操作ができないといった指摘もあります。
  • 高度な機能の不足: Excelの関数処理や、グラフの種類・カスタマイズ性が純正Officeに比べて低い点、また、RPA連携(PowerAutomate、Pythonなど)ができない点が挙げられています。
  • アプリ固有の不便さ: 印刷プロパティが分かりにくい、保存場所が直感的に分からない、スマホ版ではセル編集がやりづらいといった声があります。

その他

  • セキュリティへの懸念: 製造国が中国であることによるセキュリティへの漠然とした不安、またはインストール時にセキュリティソフトから警告を受ける事例が報告されています。
  • アップデート頻度: Microsoft製品と比べてアップデート頻度が少なく、機能の追加が遅れがちである点が改善点として挙げられています。

WPS Officeを導入する前に知っておきたいFAQ

最後に、よくある質問をQ&A形式でまとめました。

Q. 中古PCに入っていたWPSは、新しいPCに移行できる?

A. 基本的にできません。

中古PCにバンドル(付属)されているWPS Officeは「OEM版」といって、そのPC本体と運命を共にするライセンスです。PCが壊れて買い替えた場合、新しいPCで使うことは規約上できません。

逆に、Amazonなどで「パッケージ版」として単体購入したWPS Officeなら、PCを買い替えてもライセンスを移行できます。

Q. 無料版と有料版の違いは?広告は消せる?

A. 『無料版』が海外サイトの無料プラン・体験表示を指すのか、日本国内向け有料版の試用状態を指すのかで条件が変わります。

日本国内向けの現行製品は、WPS株式会社が販売する買い切りのWPS Office 2 2026シリーズです。一方、海外サイト wps.com の無料版・サブスクリプションは契約体系やサポート窓口が異なり、日本国内窓口では課金・解約・返金に対応できない場合があります。

広告の有無だけで選ばず、必要なアプリ、PC台数、対応OS、日本語サポートの要否を確認してください。国内向け有料版を選ぶ場合は、WPS株式会社の現行製品一覧から製品構成を確認できます。

Q. スマホでも使えるの?

A. ライセンスの種類によります。

「マルチデバイス対応」のライセンスなら、PCだけでなくiPhoneやAndroidにアプリを入れて使えます。出先でスマホから資料をちょっと修正したい時に便利です。お手元のライセンスカードを確認してみてください。

Q. アンインストールできないって聞いたけど?

A. まれにありますが、解決策はあります。

「設定」から普通に削除できますが、バックグラウンドで起動していると削除できないことがあります。その場合はPCを再起動してから試すか、タスクマネージャーからWPSのプロセスを終了させてからアンインストールすれば大丈夫です。

まとめ:自分の「戦う場所」に合わせて賢く選ぼう

WPS Officeは、決して「安かろう悪かろう」の粗悪品ではありません。

「一般ユーザーが必要な機能」に絞り込み、圧倒的な低価格を実現した、極めて合理的なソフトです。

もしあなたが、「マクロは使わないし、高度なプレゼンもしない。でもOfficeソフトは必要」というタイプなら、迷わずWPS Officeを選んで大丈夫です。

浮いた約3万円で何ができるでしょう?

作業効率を上げる外付けモニターを買ってもいいし、腰痛対策にいいワークチェアを買ってもいい。あるいは、副業のための参考書を10冊買うこともできます。

「みんなが使っているからとりあえずMicrosoft」と思考停止せず、自分の用途に合わせて賢くツールを選べるのが、デキるフリーランスへの第一歩です。

まずは、自分の作業に本当にMicrosoft Officeが必要なのか、一度立ち止まって考えてみてくださいね!

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