Googleアドセンス審査攻略!一発合格をつかむ10のコツ

Googleアドセンス審査に合格する方法

Googleアドセンスの審査は、ブログを始めたばかりの人がぶつかる、最初の大きなカベですよね。何回もチャレンジしたけど審査に落ちて、「なんでダメなんだろう…」と、どうしていいか分からなくなってしまう人も多いです。

この記事は、そんな悩みを持っているあなたのために、アドセンス審査の準備から、もし落ちてしまったときの具体的な対策まで、ぜんぶ解説するガイドです。

カッパパ

この記事を最後まで読めば、審査に合格するために何をすればいいかハッキリわかって、自信を持ってチャレンジできるようになるはずです。

目次

まずは基本から!Googleアドセンスに申し込むための最低条件

Googleアドセンスの審査に進む前に、まずクリアしないといけない基本的なルールがあります。これはGoogleが決めている厳格なルールで、これを守っていないと、いくら良いサイトを作っても審査すらしてもらえません。

まずは、自分がこの条件をクリアできているか、チェックしてみましょう。

Googleが決めている3つのルール

Googleの公式な情報によると、アドセンスに申し込むには、次の3つが絶対に必要です。

  1. 18歳以上であること
    Googleアドセンスは、ちゃんとした「契約」です。だから、契約する人として18歳以上である必要があります。もし18歳になっていない場合は、お父さんやお母さんなど(保護者の人)に、その人のGoogleアカウントで代わりに申し込んでもらうことで参加できます。その場合、お金はその保護者の人に支払われます。
  2. オリジナルの記事があるサイトを持っていること
    申し込むサイトは、あなたが自分で管理しているサイトじゃないといけません。もっと言うと、サイトのプログラムみたいなところ(HTMLソースコード)にアクセスして、アドセンスの広告コードを自分で貼れることが必要です。
  3. AdSenseプログラムポリシーを守っていること
    サイトにのせている記事や絵(コンテンツ)が、Googleが決めた「AdSenseプログラムポリシー」というルールに全部合っていることが、とても大切です。このルールには、「こういう記事はダメですよ」とか、「サイトはこうやって運営してくださいね」ということが細かく書いてあります。ルールは時々変わる(更新される)ので、申し込む前には必ず最新のものをチェックするクセをつけましょう。
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これらの基本的な条件は、やっと「スタートライン」に立ったというだけです。これをクリアした上で、どうやってGoogleに「このサイトは広告をのせる価値がある、見る人にとって役に立つサイトだ」と認めてもらうかが、本当の勝負ですよ。

これらの基本条件をクリアしているか確認できたら、次は、Googleが具体的にどんなサイトをチェックしているのか、公式の審査ポイントを見ていきましょう。

Googleは何を見ている?公式に発表されている3つの大事な審査ポイント

Googleは、広告を出す人(広告主)と、ブログを運営する人(あなた)、そしてサイトを見に来る人、この3者みんなにとって良い関係を保ちたいと思っています。だから、審査では、あなたのサイトがこの「良い関係」づくりに役立つかどうかを、きびしくチェックします。

Google AdSenseの公式YouTubeチャンネルで話されている、審査の3つの大事なポイントを知ることが、合格への一番の近道です。

POINT
サイトにちゃんとアクセスできること

Googleの審査ロボット(クローラー)が、あなたのサイトをちゃんと見回りに来れないと、審査が始まりません。次の点に問題がないか、必ず確かめてください。

  • サイトが見れなくなっていませんか? サーバーが止まっていたり、サイトが表示されない状態になっていないか、チェックしましょう。
  • パスワードでカギがかかっていませんか? もしサイトにパスワードをかけているなら、審査の間だけは外しておいてください。
  • robots.txtファイルでロボットをブロックしていませんか? うっかりGoogleのロボットを「来るな」と拒否していないか、設定を確かめましょう。
  • 申し込んだサイトのアドレス(URL)は合っていますか? 「http」と「https」、「www」があるかないかなど、ちょっとした違いでも審査エラーの原因になります。
POINT
記事やサイトの中身がルールを守っていること

これが一番大事なポイントです。記事の中身の良さ(質)と、あなたにしか書けないこと(独自性)が、サイトの価値を決めます。Googleが「とくにルール違反が多いですよ」と言っているのは、次の点です。

  • 役に立たない記事(コンテンツ): ほかのサイトにも書いてあるような情報じゃなくて、読む人にとって「ここにしかない価値」がある、オリジナルの記事が必要です。あなたの専門知識や、実際にやったこと(実体験)、自分なりの工夫などを入れていきましょう。
  • マネした記事(複製されたコンテンツ): ほかのサイトから文章をそのままコピーして貼り付ける(コピペ)のは、ルール違反(著作権侵害)で、絶対にダメなことです。あと、自分のサイトの中でも、ほとんど同じ内容のページをいくつも作るのはやめましょう。
  • サイトの使いやすさ(ナビゲーション): サイトに来た人が、読みたい情報をすぐに見つけられるように、分かりやすいメニューや「カテゴリー分け」が絶対に必要です。サイトの中で迷子にならないような、使いやすいサイトにしましょう。
POINT
広告コードがちゃんと貼られていること

AdSenseからもらった広告コードを、あなたのサイトのプログラム(HTMLソース)に正しく貼る必要があります。基本的には、<head>タグと</head>タグの間に貼るのがおすすめです。

参考:Make sure your site’s pages are ready for AdSense – Google AdSense Help

カッパパ

これらの公式ポイントがわかったところで、次の章では、さらに合格率をアップさせるために、多くの合格者がやっている具体的な10個の行動リストを紹介します。

【実践編】審査の合格率をグッと上げる10のチェックリスト

Googleが決めたルールを守るのは当たり前として、さらに一歩進んで、サイトの「信頼」や「ちゃんとしてる感」をアップさせるための、具体的な行動リストを紹介しますね。

前の章のポイントが、Googleのロボットやルールチェックをクリアするための「絶対やること」だとしたら、ここからのチェックリストは、あなたのサイトの良さや信頼できる感じ、そして「この先もずっと役に立ちそうだ」ということを(たぶんいる)人間の審査員にわかってもらうための作戦です。

これで、「まあまあ良いね」から「合格!」へと一気にレベルアップするんです。

1. SNS(Xやインスタなど)のアカウントを作る

ブログ用のX(前のTwitter)やインスタグラム、フェイスブックなどのSNSアカウントを作りましょう。SNSは、あなたのサイトが「本物だぞ」「信用できるぞ」ということをアピールできて、サイト全体の信頼アップにつながります。それだけじゃなく、ブログを始めたばかりのころにアクセスを集める大切なきっかけにもなります。

2. うっとうしいポップアップや広告を消す

Google広告と同じサイトまたはページに、Google以外の広告を掲載することは、公式ポリシーでも許可されています。ただ、「通知を許可しますか?」みたいな画面(ポップアップ)や、AdSense以外の広告は、申し込む前に非表示にしたほうが無難です。サイトをスッキリさせて、見る人にとって使いやすい状態にしておくことが、審査をする人への良いアピールになります。

3. 良い記事をたっぷり用意する

Googleは「何記事以上」とか「何文字以上」というハッキリしたルールは言っていません。でも、だいたい「20~30記事」「1記事1000文字は最低でも」というのが一つの目安になっています。

それくらいあると「このサイトはちゃんといろんな情報がのってるな」とアピールしやすいからです。AIが作っただけのうすっぺらい内容じゃなくて、あなた自身の言葉で、読む人のために書いた記事をコツコツ増やしていきましょう。

4. 絶対に作っておくべきページを設置する

サイトの信頼をちゃんと示すために、次の4つのページは必ず作っておいてください。これらは、サイトを運営する人の「責任」を示すために必要です。

  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • お問い合わせフォーム
  • 運営者情報(About me / プロフィール)

5. 分かりやすいメニューとカテゴリー分け

サイトに来た人が、どんなサイトかすぐにわかるように、サイトの上にあるメニュー(ヘッダーメニュー)を整理しましょう。ヘッダーには大事な記事のジャンル(カテゴリー)を置いて、「プライバシーポリシー」みたいなルール系のページは、サイトの一番下(フッター)にまとめるのが一般的です。

6. サイトのデザインと使いやすさを良くする

WordPressのテーマを入れただけの、最初のデザイン(デフォルトデザイン)のままじゃなくて、トップページのデザインにもう少しだけ手を加えてみましょう。来た人が気持ちよくサイトを見れるような、スッキリした見た目(レイアウト)にすると、「ちゃんとしたサイトだな」と思ってもらいやすくなります。

7. 人のマネや、質の低い画像を使わない

ほかの人が作った画像などを勝手に使ったり(著作権侵害)、まちがった情報、スペルミスが多いヘンなAI画像なんかをのせるのは、絶対にやめましょう。こういうのは、サイトの信頼をものすごく下げてしまいます。

8. スマホ対応(モバイルフレンドリー)をする

サイトを見る人の多くはスマホからです。あなたのサイトがスマホでちゃんと見れて、使いやすいかどうかは、すごく大事です。Googleもスマホでの見やすさを大切にしているので、必ずチェックしましょう。

9. サイトがパッと開くように表示速度を改善する

サイトが開くのが遅いと、来た人はすぐに帰ってしまいます。これはサイトの使いやすさを悪くするし、審査にも悪い影響があるかもしれません。ブログ初心者の人は、画像のサイズを小さくする(最適化)のを忘れがちですが、これは審査に落ちたサイトでありがちな技術的な原因の一つです。

Googleの「PageSpeed Insights」で速さをチェックして、画像を小さくしたり、軽いテーマを使ったり、速くする仕組み(キャッシュプラグインなど)を入れたりして、速くする工夫をしましょう。

10. Googleサーチコンソールに登録して、サイトマップを送る

ちょっと専門的なことですが、すごく大事です。「Googleサーチコンソール」にサイトを登録して、「サイトマップ」というサイトの地図を送ることで、あなたのサイトがどんな作りになっているかをGoogleに正しく教えることができます。

「Googleにうまく見つけてもらえてない」みたいなエラーがないかチェックして、サイトがGoogleにちゃんとわかってもらえている状態にしておきましょう。

カッパパ

これらのチェックリストを全部やれば、あなたのサイトは審査に受かる準備バッチリです。でも、もしも審査に落ちてしまったときのために、次は、その原因と対策を見ていきましょう。

もし審査に落ちてしまったら? 落ちた理由ごとのチェックポイント

アドセンス審査に落ちちゃっても、ガッカリする必要はぜんぜんありません。不合格のお知らせは、だいたいの場合、2章で説明した「Googleの3つの大事な審査ポイント」のどれかが足りなかったことを教えてくれるアドバイスなんです。

どこで引っかかったのかを冷静にチェックして、対策をすれば、サイトはもっと良くなりますよ!

Googleが「よくあるルール違反」としてあげている、主な「落ちた理由」と、それが2章のどのポイントと関係しているかを見くらべながら、対策を説明します。

落ちた理由①:「有用性の低いコンテンツ」

これは、2章の「ポイント2:記事やサイトの中身がルールを守っていること」にまっすぐ関係する、一番多い「落ちた理由」です。つまり、記事の価値が低いと判断されちゃった、ということです。

  • 考えられる原因:
    • 記事の中身がうすっぺらくて、あなたらしさ(独自性)がない。
    • 読む人の悩みやギモンを解決する、具体的な情報が入っていない。
    • AIが作った文章を、ほとんど直さずにそのままのせている。
  • 対策:
    • ひとつひとつの記事に、あなたの体験したことや、あなただけの考え(視点・考察)を書き足しましょう。
    • 専門知識や、使ってみた感想(レビュー)、「こうすればもっと良くなる」という工夫など、あなたにしか書けないオリジナルの情報を付け足します。
    • 今ある記事を書き直して(リライト)、もっと中身が濃くて、もっと分かりやすい内容にレベルアップさせましょう。

落ちた理由②:「複製されたコンテンツ」

これも「ポイント2:記事やサイトの中身がルールを守っていること」のルール違反です。サイトの中身が、ほかのサイトからコピーしたものだと判断されたときに、このお知らせが来ます。

  • 考えられる原因:
    • ほかのサイトから文章をコピペしている。
    • 自分のサイトの中で、タイトルや最初の部分を変えただけで、ほとんど同じ内容の記事がいくつもある。
  • 対策:
    • コピーした場所を見つけて、ぜんぶ消すか、自分の言葉でぜんぶ書き直します(リライト)。
    • 内容がかぶっている記事は、1つに合体させて、もっと良い記事にまとめましょう(必要なら、古い記事から新しい記事に自動で飛ぶ設定(リダイレクト)も考えます)。

4-2-3. 落ちた理由③:「サイトのナビゲーション」

これは、「ポイント2」の使いやすさ(ナビゲーション)についての部分がクリアできていない状態です。サイトに来た人が情報を探しにくくて、使いにくい、と判断されています。

  • 考えられる原因:
    • サイトの上にあるメニューがごちゃごちゃして分かりにくい。リンクが切れている(押しても飛べない)。
    • カテゴリー分け(ジャンル分け)がうまくできてなくて、読む人が関係のある記事を見つけられない。
    • 絶対にいるページ(プライバシーポリシーとか)へのリンクが、見つけにくい場所にある。
  • 対策:
    • サイトの上にあるメニューを整理して、大事なカテゴリーだけを置くようにします。
    • サイトの中のリンクが全部ちゃんと飛ぶかチェックして、リンク切れを直します。
    • サイトの一番下(フッター)のメニューをちゃんとして、プライバシーポリシーみたいな絶対いるページへのリンクを分かりやすく置きます。
カッパパ

落ちた理由を冷静に調べて、ひとつずつちゃんと直していけば、サイトは絶対に良くなります。最後に、ブログ初心者の人がよく持つギモンについて、Q&Aでお答えしますね。

アドセンス審査についての、よくある質問(FAQ)

ブログ初心者の人が、Googleアドセンスの審査についてよく思うギモンをまとめました。これらのギモンをなくして、心配しないで審査の準備に集中しましょう。

Q1. アドセンスに受かるには、アクセス(見に来る人)はどれくらい必要ですか?

A: Googleからのハッキリしたルールはありません。でも、少しはアクセスがあったほうが良くて、そのためにも基本的なSEO対策(検索で上に出るようにする工夫)やSNSを使うのがおすすめです。大事なのは、アクセスの「量」よりも、記事の「良さ(質)」ですよ。

Q2. サイトのアドレス(ドメイン)を取ってから、どれくらい時間がたてばいいですか?

A: これもハッキリした決まりはありません。でも、ドメインを取ってすぐにAIの記事をいっぱい作って申し込むようなサイトは、審査に落ちる可能性が高いです。良い記事を用意して、サイトのデザインをちゃんとするには、ふつう1ヶ月~数ヶ月はかかります。焦るのはダメですよ。Googleは、急いで作ったサイトじゃなくて、ずーっと役に立つ情報をとどけようとしている人を求めています。

Q3. AIで書いた記事を「人間っぽく見せるツール」を使うのは、意味ありますか?

A: おすすめしません。AI判別ツールやGoogleのしくみは毎日どんどん賢くなっていて、将来、バレる可能性がすごく高いです。一回アドセンスに受かっても、あとから「これAIが作った記事だ」とバレる懸念もあります。

Q4. 審査には、どれくらい時間がかかりますか?

A: ふつうは1週間くらいですが、ときには2週間から4週間かかることもあります。申し込んだあとは、焦らないで、ゆっくり待ちましょう。

Q5. 審査を待っている間も、ブログは新しくしたほうがいいですか?

A: はい、絶対に続けてください。申し込んだ後もサイトを新しくし続けることで、Googleに「このサイトはちゃんと動いているぞ」という良いサインを送ることができて、合格できる可能性が高まります。

まとめ:自信を持ってアドセンス審査にチャレンジしよう!

さて、審査に申し込む前に、この記事で説明した大事なポイントを、最後にやることリストとしてもう一回チェックしましょう。

  • 18歳以上、サイトの管理権限、ルールを守る、という基本条件はOK?
  • robots.txt」やパスワードが、Googleのロボットを邪魔してない?
  • プライバシーポリシー、運営者情報、お問い合わせページを作って、サイトの一番下にリンクを置いた?
  • サイトの上のメニューは、分かりやすくキレイになってる?
  • サイトをスマホで見て、字が読みにくかったり、使いにくいところはない?
  • 人のマネをした画像や、ヘンなAI画像は使ってない?
  • うっとうしいポップアップや、AdSense以外の広告は、いったん全部消した?
  • サーチコンソールにサイトマップを送って、エラーが出てないか確認した?
カッパパ

Googleアドセンスの合格は、ブログでお金を得るための大きな一歩ですが、これがゴールじゃありません。一番大切なのは、あなたのサイトを見に来てくれる人のために、役に立つ記事を作り続けることです。そのやる気(情熱)とがんばりが、最後にはお金につながっていきます。

この記事をガイドにして、自信を持って審査にチャレンジしてください。あなたの挑戦を心から応援しています!

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