複数Gmailの切り替えは不要!1つの画面で送受信をまとめる方法

当ページのリンクには広告が含まれています。
複数Gmailの切り替えは不要!1つの画面で送受信をまとめる方法

仕事用、プライベート用、副業用……増えていくGmailアカウント。「切り替えるのが面倒」「大事なメールを見落としそう」と悩んでいませんか?

新着メールをメインへ自動転送し、送信元を別に登録すれば、一つの画面で受信と別アドレスからの送信をまとめられます。宛先ごとに見分けやすくするには、フィルタとラベルも設定しましょう。

ここでは、自分が管理する個人用の「@gmail.com」同士を、パソコンで設定する手順を紹介します。設定後の新着を集約する方法なので、アカウントそのものや過去のメールはそれぞれに残ります。

目次

複数Gmailの新着をまとめる自動転送の仕組み

「Gmailをまとめる方法」と検索すると、色々なやり方が出てきて迷ってしまいますよね。

この記事では、サブの新着メールをメインへ送る「自動転送」と、サブのアドレスから送信する設定を組み合わせます。まずは、終了が案内されている機能との違いを確認しましょう。

他社メールの終了案内と、Gmail同士の設定を分けて考えよう

Googleは、他社メールのPOP取り込み・Gmailifyと、他社アドレスを使う送信元の機能を2027年1月に終了すると案内しています(2026年10月23日確認)。詳細は他社メール対応の変更とGmailify・POPの変更案内で確認できます。

一方、自分の別のGmailアドレスから送る設定や、Google Workspaceの送信元機能は、この他社アドレス向けの送信元機能終了の対象に含まれません。

また、「安全性の低いアプリ」の終了は、通常のユーザー名とパスワードだけを使う認証方式の話です。POP取り込み機能の終了とは別なので、接続エラーの表示だけで原因を決めないようにしましょう(Googleの認証方式の説明)。

カッパパ

私も昔、このPOP設定でメインアカウントにサブのメールを読み込ませようとして、エラー地獄にハマりました……。専門用語ばかりで本当に心が折れますよね。

Google以外のメールサービスのアカウントをGmailで送受信している方は、こちらで変更内容と移行先を確認してください。独自ドメインでもGoogle Workspaceの場合があるため、利用中のメールサービスで判断しましょう。

サブの新着メールをメインへ届ける仕組み

自動転送は、サブアカウントに届いた新着メールを、メインアカウントへ送る仕組みです。

転送されるのは、迷惑メールを除く新着メールです。過去に受信したメールは、この設定だけでは転送されません(Googleの自動転送の説明)。

転送先で確認リンクを開いたあと、サブ側へ戻って転送を有効にし、「変更を保存」まで進めましょう。

ステップ1:サブからメインへ「自動転送」を設定する手順

ここからは、実際に複数のGmailを一つにまとめる設定をおこなっていきます。 まずは、「サブアカウント(転送元)に届いたメールを、メインアカウント(転送先)へ送る」ための自動転送設定です。

全体の流れは以下の3ステップで完了します。

  1. サブアカウントのGmail設定から「転送先アドレスを追加」をクリックし、メインのアドレスを入力する
  2. メインアカウントに届いた確認メールを開き、記載されているリンクをクリックして承認する
  3. 再びサブアカウントの設定画面に戻り、「転送を有効にする」にチェックを入れて保存する

画像と照らし合わせながら、一緒に進めていきましょう!

サブアカウント側の設定画面から転送先(メイン)を登録する

サブアカウント側の設定画面から転送先(メイン)を登録する

まずは、メールを「送る側」であるサブアカウントのGmailをパソコンのブラウザで開きます。

  1. 画面右上にある「歯車アイコン(設定)」をクリックし、続けて「すべての設定を表示」をクリックします。
  2. 上部の「メール転送と POP/IMAP」または「転送」タブを選択してください。
  3. 一番上にある「転送」という項目の、「転送先アドレスを追加」というボタンをクリックします。
  4. 小さな入力窓が出てきますので、ここに「メインアカウントのGmailアドレス(メールを集約したいアドレス)」を入力して「次へ」を押します。
  5. 「転送先アドレスとして〇〇を追加しますか?」と確認画面が出るので「続行」を押し、最後に「OK」をクリックします。

これで、サブアカウント側からの「転送のお願い」がメインアカウントへ送信されました。

カッパパ

この設定をおこなうときは、Chromeブラウザの「プロファイル切り替え機能」や、別のブラウザ(EdgeやSafariなど)を使って、メインとサブのアカウントを別々の画面で同時に開いておくのがおすすめです! アカウントの切り替えで「あれ?今どっちのアカウント見てるんだっけ?」と混乱するのを防げますよ。

メインアカウントで確認コードを受け取り、承認する

メインアカウントで確認コードを受け取り、承認する

次に、メールを「受け取る側」であるメインアカウントのGmailを開きます。

  1. 受信トレイを見ると、「Gmail チーム」から「Gmail の転送の確認」というタイトルのメールが届いているはずなので、開いてみましょう。
  2. メール本文の中に、「リクエストを承認するには、以下のリンクをクリックしてください。」と書かれた長いURLリンクがあるので、そこをクリックします。
  3. 新しいタブが開いて「確認」という画面が表示されるので、「確認」ボタンをクリックします。
  4. 「確認が完了しました」と表示されればOKです!

※もしリンクをクリックしてもうまくいかない場合は、メール本文に記載されている「確認コード(数字)」をコピーして、サブアカウントの設定画面に入力することでも承認できます。

【重要】転送された「元メール」の扱いを決める

【重要】転送された「元メール」の扱いを決める

メインアカウントでの承認が終わったら、最後にもう一度、サブアカウントの画面に戻ります。ここが忘れやすいので注意してくださいね!

サブアカウントの設定画面へ戻ってブラウザを更新し、「メール転送と POP/IMAP」または「転送」タブを開きます。追加したメインのアドレスを確認してください。

  1. 「受信メールを〇〇(メインアドレス)に転送して、」の左側にある丸いチェックボタンをオンにします。
  2. そのすぐ右側にあるドロップダウンリストから、転送された後の「元メールの扱い」を選びます。

ここが結構重要です!選べる選択肢は以下の4つです。

  • Gmailのメールを受信トレイに残す(デフォルト)
  • Gmailのメールを既読にする
  • Gmailのメールをアーカイブする
  • Gmailのメールを削除する

そのまま「受信トレイに残す」にしておくと、サブアカウント側には未読メールがどんどん溜まっていってしまいます。たまにサブアカウントを開いたときに、未読件数が「999+」になっているとちょっとストレスですよね……。

カッパパ

私の過去の失敗ですが、「受信トレイに残す」のまま放置していたら、サブアカウントの容量(15GB)がパンパンになってしまい、新しいメールが受け取れなくなって焦ったことがあります。

既読にする・アーカイブする設定は、受信トレイを整理するためのものです。メールは残るので、空き容量は増えません。最初はGoogleも推奨する「Gmailのメールを受信トレイに残す」を選び、転送を確認しましょう。容量が足りない場合は、不要なメールや添付ファイルなどの整理が別に必要です(アーカイブの説明、空き容量の管理方法)。削除を選ぶ場合は、必要なメールを失わないか確認してくださいね。

扱いを決めたら、最後に画面の一番下にある「変更を保存」ボタンを忘れずにクリックしましょう。

これで、ステップ1の「自動転送」の設定は完了です! 別のメールアドレスからサブアカウントへ新しいテストメールを送り、メインアカウントに届くか確認してみてくださいね。

ステップ2:メインからサブのアドレスで「返信(送信)」する設定

受信のおまとめが完了したら、次は「送信」の設定です。

自動転送は受信の設定なので、それだけではサブのアドレスを差出人にして送れるようにはなりません。自分が所有するサブアドレスを、メイン側の送信元として別に登録します。

メインの画面からでも、「サブのアドレスを差出人としてメールを送れるようにする」設定をしていきましょう。 手順は以下の通りです。

  1. メインアカウントの「アカウントとインポート」設定を開く
  2. 「他のメールアドレスを追加」からサブアドレスを登録する
  3. 確認メールのリンクをクリックして完了

メインの「アカウントとインポート」からサブアドレスを追加する

メインの「アカウントとインポート」からサブアドレスを追加する

この設定はすべてメインアカウントの画面でおこないます。

  1. メインアカウントの画面右上にある「歯車アイコン」>「すべての設定を表示」をクリックします。
  2. 上部のタブから「アカウントとインポート」を選択します。
  3. 「名前:」という項目の横にある、「他のメールアドレスを追加」をクリックします。
  4. 黄色いポップアップ画面が開きます。
    • 名前: 相手に表示されるあなたの名前(例:仕事用など)を入力します。
    • メールアドレス: 追加したい「サブアカウントのメールアドレス」を入力します。
    • 「エイリアスとして扱います」のチェックは入れたままで大丈夫です。
  5. 入力が終わったら「次のステップ」ボタンをクリックします。
  6. 「確認メールの送信」ボタンをクリックして、ポップアップ画面を閉じます。
「確認メールの送信」ボタンをクリックして、ポップアップ画面を閉じます。

確認メールを開いて送信元を登録する

Gmailの送信元設定に関する画面

送信元の登録は、メールを取り込むPOP設定とは別です。Googleの送信元登録手順に沿って、自分が所有するGmailアドレスを確認します。

画面に表示される案内に従って登録を進めましょう。職場・学校アカウントでは、SMTPサーバーなど別の設定が必要になる場合があります。

追加したサブアカウントで、Gmailからの確認メールを開きます。自動転送が有効なら、メイン側にも届くことがあります。見つからないときはサブ側の受信トレイと迷惑メールも確認しましょう。

メールを開き、記載されている長い確認リンクをクリックして「確認」ボタンを押せば、設定完了です! これで、新規メールを作成するときに「差出人」のプルダウンから、サブのアドレスを選べるようになりました。

返信する前に「差出人」も確認しよう

サブ宛てのメールへ返信するときは、返信時に使う差出人の設定も確認しておきましょう。

もう一度、メインアカウントの「アカウントとインポート」タブを開き、「名前:」の項目を見てください。 先ほど追加したサブアドレスの下に、以下の2つの選択肢があるはずです。

  • 常にデフォルトのアドレス(現在のメインアドレス)から返信する
  • メールを受信したアドレスから返信する

サブ宛てのメールにサブのアドレスから返信したい場合は、「メールを受信したアドレスから返信する」を選びます。

この設定を知らなかった頃、クライアントからの仕事のメールに、趣味全開のプライベート用アドレス(しかもふざけたアイコン付き)で「承知いたしました!」と返信してしまい、血の気が引いたことがあります……。

この設定を選んだあとも、送信前には差出人を確認しましょう。別のアドレスからサブ宛てにテストメールを送り、返信時に使われるアドレスを確かめておくと安心です。新しくメールを作るときも、From欄で送信元を選べます。

自分が返信する際の「差出人」と、相手が返信するときの「返信先(Reply-To)」は別です。相手からの返信もサブへそろえたい場合は、登録した送信元の「情報を編集」からReply-Toも確認してください(Googleの送信元・返信先の設定手順)。

ステップ3:混ざらない!「フィルタ&ラベル」で自動振り分け

送受信をまとめたら、サブ宛てのメールを見分けやすくする「フィルタとラベル」も設定していきましょう。

ラベルを付けて、どの宛先へのメールか見分けよう

自動転送を使うと、メイン宛てのメールとサブ宛てのメールが同じ受信トレイに並びます。

宛先ごとに目印を付けておくと、一覧から目的のメールを探しやすくなります。

カッパパ

私も最初は転送設定だけをして満足していたのですが、数日経つと「プライベートのメルマガ」と「仕事の重要な連絡」がサンドイッチ状態になってしまい、大切なメールを見落としかけました……。

この状態を防ぐために、「サブアカウント宛てに届いたメールには、自動的に専用の目印(ラベル)を付ける」という設定をおこないます。

「To(宛先)」を指定してフィルタを作成する手順

「To(宛先)」を指定してフィルタを作成する手順

設定は、メインアカウントでおこないます。

  1. メインアカウントの画面上部にある、検索窓(「メールを検索」と薄く書かれているところ)の一番右端にある、「検索オプションを表示(スライダーのアイコン)」をクリックします。
  2. 検索条件を入力する画面が出てきます。ここの「To(宛先)」という欄に、「サブアカウントのメールアドレス」を入力します。
    • ※「From」ではなく、必ず「To」に入力してくださいね!
  3. いったん「検索」を押し、ラベルを付けたいメールが表示されるか確認します。確認できたら検索オプションを開き、「フィルタを作成」をクリックします。
  4. 次の画面で、この条件に当てはまるメールをどう処理するかを選びます。上から4番目くらいにある「ラベルを付ける」にチェックを入れます。
  5. 「ラベルを選択」のプルダウンを開き、「新しいラベル」をクリックします。
  6. 「仕事用」「副業用」「〇〇(サブの名前)」など、自分が分かりやすいラベル名を入力して「作成」を押します。
  7. 最後に、一番下にある「フィルタを作成」ボタンをクリックすれば設定完了です!

宛先にサブアドレスが出ないメールは、Toの条件では拾えないことがあります。必要に応じて、配信先を調べる「deliveredto:サブのアドレス」も検索で試し、対象を確認してから条件を調整してください(検索演算子、フィルタの作成手順)。

※過去に受信したメールにも同じラベルを付けたい場合は、「一致する〇件のスレッドにもフィルタを適用する」にチェックを入れてから作成ボタンを押してください。

最後に、一番下にある「フィルタを作成」ボタンをクリックすれば設定完了です!

分かりやすいラベルカラーを設定して視認性を劇的アップ

ラベルを作っただけでも整理はされますが、より直感的に分かりやすくするために「ラベルの色」を変えるのが圧倒的におすすめです!

  1. Gmail画面の左側にあるメニュー(受信トレイなどが並んでいる場所)を下の方にスクロールすると、先ほど作成した新しいラベル(例:「仕事用」)が表示されています。
  2. そのラベル名にマウスのカーソルを合わせると、右側に「︙(縦に3つの点)」が表示されるので、それをクリックします。
  3. 一番上の「ラベルの色」にカーソルを合わせると、カラーパレットが表示されます。
  4. 仕事用なら青、プライベートなら緑など、パッと見で分かりやすい色を選択しましょう。

条件に一致したメールには、設定した色のラベルが表示されます。サブ宛ての新着を探すときに活用してくださいね。

よくある質問(FAQ)

複数のGmailアカウントをまとめる際によくある疑問をまとめました。

スマホアプリ(iPhone/Android)からでも設定できますか?

自動転送と送信元の登録は、パソコンのブラウザから設定しましょう。Googleの公式手順もパソコンを使う流れです(転送の設定、送信元の設定)。

3つ以上の複数アカウントでも同じようにまとめられますか?

3つ以上の場合も、それぞれのサブアカウントで転送を設定し、メイン側で必要な送信元を登録します。Googleが案内する「最大99件」は送信元として使えるメールアドレス数で、受信をまとめられるアカウント数の上限ではありません(送信元の上限の説明)。

転送設定をしたのにメインにメールが届かない時は?

まず、サブ側で転送先の確認が済み、転送を有効にして保存できているかを確かめます。迷惑メールに入った新着は転送されないため、転送元・転送先の迷惑メールと、両方のアカウントの空き容量も確認してください。通常の新着メールを使って、転送先へ届くか試しましょう(自動転送の条件、容量上限時の影響)。

まとめ:一つの受信トレイで超快適なGmailライフを!

複数のGmailアカウントを1つにまとめる設定、お疲れ様でした! 今回おこなった3つのステップをおさらいしましょう。

  1. 自動転送で、サブのメールをメインへ送る
  2. 送信設定で、メイン画面からサブのアドレスで返信できるようにする
  3. フィルタとラベルで、メールが混ざらないように色分けする

設定を終えたら、新着を受信できるか、返信時の差出人が合っているか、ラベルが付くかを一度ずつ確認しておきましょう。

ぜひ今日から、一つの画面でサクサク仕事が進む超快適なGmailライフを満喫してくださいね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次